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試験用模型のご紹介


模型試験の概要

 ホーバークラフトを開発する場合には、それが大きければ大きい程フルスケールでの実験には多額の費用がかかります。したがって、一般的には、模型を用いた試験によって種々の実験が行われます。これらの模型試験の目的は、動的あるいは静的な特性を把握して設計法を検証することにあります。
 模型試験には、2次元および3次元の部分模型試験と3次元のスケール模型試験があります。この内、2次元の部分模型試験とは、内部流れの特性、エアクッション特性、スカートの厳密な形状などを計測するためのもので、地面板上で行われます。一方、曳航水槽では、2次元のスカート模型を用いて斜行試験が行われ、スカートの正確な挙動や抵抗特性が計測されます。3次元の部分試験とは、浮上システム全体やスカートシステムの静的特性を把握するためのもので、送風機の馬力や流量、圧力分布などが計測され計算結果と比較されます。
 さらに、以下に示した項目を計測するために、完全なスケール模型が制作され使用されます。

1. 前後揺れ、左右揺れ、上下揺れに対する静的復元性を含む静止浮揚特性および動的応答特性
2. 平水中における浮上航行中の抵抗特性、浮上高さ、前後トリムおよび復元力や、浮上および非浮上斜行中の抵抗変化
3. 波浪航行中の応答特性と抵抗特性
4. 風見安定性
5. 操縦特性、エンジン停止時の挙動

我が研究室においても、操縦特性、静安定性、動的特性、要求馬力、スカート特性、クッション特性などの上記の特性を把握するために、ラジコンによる無線操縦の模型艇を作成しています。
以下では、過去に作成したこれらの模型の内、形式の異なる3つの模型を紹介します。この内の1つは、"アクアジョイ"と言う小型ホーバークラフトを開発したときに使用したもので、他はACC型のACVを開発したときに使用したものです。

Test Model 1

Test Model 2

Test Model 3


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